東京都内の池袋遊技場組合(黒須光治組合長)では6月28日、地元の豊島区役所と池袋防犯協会にそれぞれ災害用携帯トイレを寄贈した。
贈呈個数は豊島区役所に4000個(80万円相当)、池袋防犯協会に3000個(60万円相当)。豊島区役所には昨年6月の6000個に続き2回目の寄贈となった。 また、携帯トイレの包装紙には振り込め詐欺の被害防止対策を表記するなど、同詐欺への注意喚起を促している。
7月2日には一連の寄贈に対して池袋警察・防犯協会の連名で同組合に感謝状が授与された。
黒須組合長は、「(少しでも区民の皆様のお役に立てるよう)今後も組合として地域に貢献できる活動を継続的に行っていきたい」とコメントした。
贈呈した災害用携帯トイレ(販売:トリオコーポレーション)は、ポケットティッシュ程度のコンパクトなサイズに排便袋と凝固剤がセットされているもの。抗菌性のある凝固剤が水分と臭いを吸収・除去し、処理後は可燃ゴミとして廃棄できる点が特長。
東日本大震災以降、都内の遊技場組合では実用性と社会貢献に役立つとの考えから、消防署、防犯協会、各自治体などにこの災害用携帯トイレを積極的に寄贈している。