2013年3月期の連結業績は売上高2兆1368億6400万円(前年比2.8%増)、営業利益396億8700万円(同22.9%減)、経常利益424億1400万円(同18.6%減)、当期純利益203億2300万円(同18.3%減)。店舗数は新規21店舗の計画に対し、16店舗を出店。期末時点での総店舗数は286店舗となっている。
同社では当初から増収減益を計画していたものの、16店舗の新規出店による過去最高の売上高に対し、減益となった要因として、有力機種の大量導入とパチスロ強化による機械入替費の増加、新規出店による人件費、広告宣伝費の増加などを挙げている。
次期の経営計画に関しては、16店舗の新規出店と4店舗の改装により、総店舗数は302店舗を予定。通期業績予想は売上高2兆2750億円(対前年比6.5%増)、営業利益560億円(同41.1%増)、経常利益569億円(同34.2%増)、当期純利益288億円(同41.7%増)を見込んでいる。
また、当日は第6次中期経営計画を振り返るとともに、2013年度からの3ヵ年の指針となる第7次中期経営計画も発表され、高コスト体質への取り組みとして2013年度は150億円、3ヵ年で200億円の「コスト削減」、新しいファンの創造への取り組みとしてパチンコ業態のレベル向上を目指した「パチンコ業態の開発」、パチンコ事業以外で2015年に500億円の売上を見込む「新しい事業のスタート」の3つの重要課題が示された。