藤商事とサン電子の両社は、3月1日開催のそれぞれの取締役会において、両社が展開しているパチンコ・パチスロ関連事業に関して、資本・業務提携契約を締結することを決議したと発表した。
両社はこれまで、パチンコ・パチスロ機の企画・開発・製造に関して協力関係にあったが、今回の業務提携を機に、商品戦略の共有や技術者・開発者の交流をすすめるなど、提携関係の強化を図る。
資本提携では、藤商事がサン電子の保有する自己株式450,000枚(発行済株式総数の4.2%=約3億6000万円)を第三者割当の方法により取得、サン電子は藤商事の普通株式を、自己株式処分により得た資金を上限に、市場買付等により取得する。
多様化するパチンコ・パチスロユーザーのニーズに対応するため、両社が共通の戦略を持ち、互いの戦力を有効に活かすことができる、より密接な関係の構築が必要であると判断した。また、サン電子が持つホール向け設備機器や、ゲーム・通信機器などの技術とノウハウを活用することで、両社の企業価値向上を目指していきたいという。