リサイクル協会、回収処理台数はP減S増

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 一般社団法人遊技機リサイクル協会(小田精一代表理事)は2月22日、都内ホテルで第6回定時社員総会を開催した。

 平成24年度(平成24年1月1日〜12月31日)中に協会システムによって回収・リサイクルされたパチンコ機(本体、盤、枠)は39万7467台(前年比11.8%減)、パチスロ機は11万9890台(同16.1%増)となった。

 同年度中の新規参加の県遊協はなく、参加組合数は1都20県3方面遊協のまま推移。参加メーカーではパチンコメーカー3社が新たに加わり、パチンコ27社となった。パチスロメーカーは新規参加がなく5社のまま推移している。

 また同年度中に、協会指定のリサイクル業者1社において不正解体処理請求事案が発覚したことを報告した。当該社は回収した使用済み遊技機を適正に解体処理していないまま解体費用を請求した疑い。協会では業務契約条項に基づき、契約解除と解体処理費用の支払い中止を行ったが、当該社はこれを不服とし、現在、係争中となっているという。

 小田代表理事は「新しいシステムをつくり直し、事故のない適正な処理ができるリサイクルシステムを構築したい。(リサイクル費用を負担する)遊技機メーカーの信頼を失ってはならない」と気を引き締めた。

 なお、指定リサイクル業者は、2社減、1社増となり、全国14社となっている。

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