消費税に対する考え方について松本税務会計事務所・法人担当マネージャーの森賢治氏、業績アップに関しては船井総合研究所より今西優貴上席コンサルタント、中川雄太氏、玉井智文氏の3名を講師に招いた。
セミナーのなかで森氏は「消費税は法人税と違い節税できない」として、売上げの維持だけでは経営が苦しくなると指摘。固定費、変動費を見直し収益の出せる仕組みを構築することの重要性を強調。
また、今後の業績アップについて中川氏は「消費増税後は消費マインドが冷え込む中でいかに客数を維持するかが一番重要」と指摘。その中でもパチスロの重要性に触れ、取り組むべき施策例として若者がターゲットで客数比率の変動が少ない機種での固定客化などを挙げた。
続いて玉井氏は適正台数の考え方に触れ「市場シェアと自店の商圏客数シェアから判断する。数字で根拠を説明できることが大切」などと指摘。
今西氏は「業績の落ちない機械代の削減。自店の規模に合わせた部門の絞り込みが必要」と訴え、強化する部門にぶれずに投資し、ピーク人数を高めることが業績アップへの近道だと解説した。
なお、セミナーの冒頭ではシー・エフ・ワイ・梶川弘徳代表取締役が、「弊社はパチンコ店に特化した広告代理店。営業マンは全員パチンコ店の経験者というのが特色で、パチンコ店の目線に立って集客の提案をするというのが得意分野。その提案力が多くのパチンコ店から評価をいただいている。ものを売るだけでなく、提案をさせていただき、一緒に成績を上げていくお手伝いをしていきたい。本日は一つでも多くのヒントを得て店舗運営に役立てて頂ければ…」と挨拶した。