日工組が新内規、のめり込み対策の強化を明記

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 日工組が2月1日に施行される新規則対応のパチンコ内規を昨年12月25日までに制定していたことがわかった。

 出玉性能を従来比2/3に抑制する新規則に対応するもの。大当たり確率の下限値1/320や、ヘソ賞球数4個以上、通常時ベース30以上、リミッタタイプを除く継続率65%以下等従来のフレームを堅持しつつ、小当たり出玉(小当たりRUSH)の期待値を2,400個未満から1,500個未満、継続率65%を超えるリミッタタイプは7,200個未満から6,000個以下、一般電役4,800個未満から4,500個以下に定めている。

 またカードユニットとの接続仕様を明確にし、カードユニットが遊技球等貸出装置接続端子板に接続されていない場合に遊技球を発射できないことや、遊技球等貸出装置接続端子板を有さないものに確率変動機能は搭載できないことを明記した。

 型式名については種類ごとに判別できるように基本記号を型式名の最初に付与する方針。基本記号はパチンコ「P」、アレンジボール「R」、じゃん球「J」。

 さらにのめり込み対策の強化を目的に注意喚起の統一フレーズの液晶表示も明記。表示契機は「大当たり後」と「客待ち中」の2ヶ所。表示時間は2秒以上で、統一フレーズは「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。」と「のめり込みに注意しましょう。」の2つ。

 ほかに主基板のセキュリティ性能や周辺基板に関する取り決め等も明記。演出表示器に使用するデータ用ロムの記憶容量については総じて64ギガビットを上限とする方針だ。

 新内規は2月1日の新規則施行と同時に適用が開始される。

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