今秋開かれる臨時国会で、自民、公明両党が議員立法のギャンブル依存症基本対策法案を、統合型リゾート(IR)実施法案(カジノ実施法案)より先に審議する方針を固めたと9月13日付の毎日新聞のWebニュースが報じた。
報道によると、この自公両党の方針には、IRカジノ実施法案より先に審議を行うことで依存症対策を重視する姿勢をみせカジノ導入を地ならしするとともに、カジノへの賛否が割れる民進党を抱き込む思惑があるとみられている。
なお、臨時国会については当初9月25日召集で調整が行われていたが、安倍晋三首相の外交日程が見通せず、ずれ込む可能性が出てきているという。