アサヒディード、「女性管理職研修」を実施

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「女性管理職研修」の模様。

 アサヒディードは7月13日、店舗社員を対象とした「女性管理職研修」を実施。講師は株式会社ママココの中島三栄子代表が務め、「自分に期待されている役割を認識し、自分からキャリアアップを考えられるようになる」、「会社の利益への貢献、仕組みを理解し言動ができるようになる」という同研修の2つの目的にそって講話した。

 同研修は現在、総合職の全女子社員が受けており、「女性視点」や「女性目線」といった抽象的なものの育成ではなく、利益を上げるために女性特有の弱点を克服していくような研修コンテンツを提供するもの。

 同社では2015年度から同研修を積極的に取り入れ育成を行っている。また、女性の部下を持つ男性管理職も増加していることから、今年度は、同研修へ男性管理職数名にも参加をうながし、男女ともに研修を実施することで「女性育成」をステップアップさせることに成功しているようだ。

 同社リリースによると、今回同セミナーに男性管理職を参加させたのは、普段男性社員が9割の職場だが、研修では逆に男性社員の参加は1割になる。これにより、女性社員の働く気持ちを男性社員に疑似体験してもらいたいという狙いが含まれているという。参加した男性社員は「普段と全く違う環境で新鮮だった。僕たちには思いつかない意見や捉え方があることに驚きを隠せない。これからは現場でしっかりと声を取り入れていきたい」とコメント。また、女性社員からは「研修コンテンツの中で、上司からの言葉を個々でもらい、普段コミュニケーションをとれていなかったと感じた。これからは積極的に自分で声をかけていこうと思った」など前向きなコメントがあった。

 同社はこれからも「女性が働きやすい=男性社員も働きやすい」会社を目指していきたいとしている。

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