ダイナム405店舗、仮想デスクトップ環境を導入

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 ダイナムはこの度、2018年3月末までに仮想デスクトップ(DaaS)環境を全405店舗で約1,200台導入したと発表した。

 仮想デスクトップ(DaaS)は、サーバー上に仮想環境を構築し、OSやアプリケーションは仮想環境上で実行するクラウドサービス。

 同社によると、店舗数拡大に伴う情報セキュリティ対策や、台数・利用者数に依存しない運用体制の確立に向けて、業務パソコンのシンクライアント化とDaaS環境への移行は有効であると考え、全405店舗で約1,200台の業務パソコンを仮想デスクトップ環境へ移行した。

 概要は以下の通り。
実施:店舗の業務パソコンをシンクライアント化し、仮想デスクトップ環境へ移行
対象:全405店舗
内訳:モバイルシンクライアント端末(1台)、ゼロクライアント端末(2台)
製品:VMware Horizon Air
効果:
・常に最新のセキュリティ環境
 一括更新処理により、セキュリティパッチやOSのアップデートなどを同時に反映可能
・台数、利用者数に依存しない運用体制の構築(店舗数拡大への対応)
 システムの活用により本部での集中管理を実現し、運用管理負担を低減
・機動的なワークスタイル
 データ漏洩、紛失リスク低減により、会議体や別の店舗でも自身のデスクトップ環境へ接続することが可能(ペーパレス会議の実現)

※シンクライアント
 パソコンに、記録媒体としてハードディスクを搭載しない、または利用させないといった制限をかけ、必要最低限の機能しか持たせず、サーバー側でアプリケーションやファイルデータなどの情報資源を一元管理することで、情報漏洩やセキュリティ強化を実現できるシステムの総称。

※ゼロクラアント
 OSを一切搭載せず、ネットワーク接続と画面描画・ディスプレイ出力、キーボード・マウス入力のみを備え、OSやアプリケーション実行環境のほぼすべてを仮想デスクトップ機能によりサーバー上で実行するようになっている端末。

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