販管費の効率化で大幅増益~プローバグループ

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永年勤続表彰の模様。計52名を表彰した。

 広島県を中心にパチンコホール23店舗、ゲームセンター16店舗などを展開するプローバグループ(平本直樹代表取締役)は11月24日、広島市内のホテルで「第21回社員決起大会」を開催した。

 大会の中で報告された平成29年8月期(平成28年9月1日~平成29年8月31日)の決算概況によると、プローバ及びプローバ島根を合わせたパチンコ事業は、売上高409億7,700万円(前期比95.1%)、営業利益9億1,700万円(同151.5%)、経常利益9億7,900万円(同172.8%)となった。主な取組みとしては《ロッソプローバ》のリニューアル、《プローバ呉店》のグランドオープンのほか、プローバ島根では昨年12月に洪商事のパチンコ店2店舗の事業承継などを行い、事業シェアを伸ばした。売上高は前年比でやや減少したが、既存店舗の改修や新規出店など費用が掛かる中で販管費を効率化したことで、前年を大きく上回る利益を確保した。

 また、ゲーム事業や新規事業、不動産管理などを含めたグループ連結は、売上高428億2,000万円(前年比95.6%)、営業利益10億400万円(同126.4%)、経常利益8億6,400万円(同124.3%)となった。

 平本代表取締役は「皆さんのおかげで当期は素晴らしい成績を残すことができた。会社として成長していると実感しているが、これもひとえにここにいる皆さん、今現在店舗で働いてくれている社員、パートナースタッフのおかげだと思っている。改めて感謝したいと思う」と謝意を述べた。そして今後に向けて「来期は55周年という節目を迎える。新規事業も軌道に乗り始めている。良い形で55周年を迎えられるように頑張っていこう」とメッセージを送った。

 同社では9月に入り、1年間の研究を経て無農薬野菜の生産、開発をする「ベジモ事業」、ペンションの経営などを行う合弁会社「株式会社ペンシオーネ」の設立といった新規事業を発足。さらにプローバとして新たに3店舗を事業承継しグループを23店舗を拡大するなど着実な成長を遂げている。

 大会には社員、内定者などを含め203名が出席。5~25年の永年勤続、パートナースタッフの表彰や店舗表彰が行われ、パチンコ部門の最優秀店舗賞には《ジョイ黒瀬店》が選ばれた。

 大会ではそのほか、今年のテーマ「交流」にちなみ、共通の趣味を持つ社員でチームを組み、協力して謎を解くゲーム、懇親会が行われ、次期に向けての英気を養った。

  • 社員に向け挨拶をする平本直樹代表取締役。

    社員に向け挨拶をする平本直樹代表取締役。

  • 第2部ではより社員同士の交流を深めるべく、共通の趣味を持つ社員同士でチームを組み協力して謎を解くゲームを行った。

    第2部ではより社員同士の交流を深めるべく、共通の趣味を持つ社員同士でチームを組み協力して謎を解くゲームを行った。

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