日遊協が総会、新理事3名を選任

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欠席した庄司会長の挨拶を代読した大久保副会長。

 一般社団法人日本遊技関連事業協会は6月18日、都内ホテルで第30回通常総会を開催した。庄司孝輝会長は病気療養中のため欠席した。

 総会にあたり、大久保正博副会長が庄司会長の挨拶を代読。当面の懸案事項として、消費税引き上げ、新規則機の入替え、依存問題、及び受動喫煙対策を挙げ、

「心配なのは新規則機で、特に回胴式遊技機の適合率が相当低い。旧規則機を2021年春までに全て撤去しなければならない中、ホール関係者は気が気で無い。業界として行政のご理解を得られるよう声を集中していきたい。行うべきは行った上で、業界としての要望があれば、声を一つにして上げていかなければならない」と訴えた。

 また、IoTやAIの導入、キャッシュレス化、働き方改革、ライフスタイルの多様化など、スピードある社会変化への対応を新たな課題に挙げ、

「業界は社会の変化を遊び方改革など、新しいテーマに結びつけ、発展していくチャンスと捉えるべき。変化の波を先んじて捉え、お客様の要望に沿い、お客様の裾野を広げることがこれからの私達の役割」と提言した。

 上程した議案は全て可決承認し、役員の補充として、新理事に梅村尚孝(サンセイアールアンドディ)、都筑善雄(善都)、日野元太(トリックスターズ・アレア)を選任した。梅村新理事は、退任した小塚英治理事の後任となる。

 また、警察庁生活安全局保安課の山田好孝課長が行政講話を行い、「業界の健全化を推進する上で特に必要と考えていること」として、依存防止対策など7点について言及した。

 その他、遊技機アワードとして、2018年に導入された機種の中から、幅広く遊技客から支持を得たと思われる機種を、最優秀賞など計6部門で表彰した。

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