P適合率今年最低、香り放出機能にNG判定も

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 8月の保通協型式試験で、パチンコの適合率が今年最低を更新し、30.8%にとどまっていたことがわかった。9月1日、保通協がWebサイト上で発表した。

 それによると8月のパチンコの結果書交付件数は78件。これに対し適合は24件、適合率は30.8%にとどまり、これまで最低だった2月の38.8%を下回った。

 また不適合事例の中に香りを放つ機能が指摘された。保通協では、「遊技機前面の構造物から香りを放出する機能を有するが、香りの元となる材料は芳香性能が低下することから、耐久性を有しない装置であり、また、部品の材質が温度または湿度の通常の変化により変質する性能であった」と指摘している。

 8月のパチスロ適合率は41.3%(結果書交付63件に対し適合26件)。前月7月の48.2%に次ぐ今年2番目に高い適合率が示されている。

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