大遊協、平川容志理事長が再選

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組合員に表彰状が授与された。

 大阪府遊技業協同組合は6月8日、シェラトン都ホテル大阪で通常総会を開催した。

 総会冒頭、大阪府警察本部生活安全部・池田宏部長が挨拶し、大遊協が積極的に取り組む各種防犯活動や社会貢献活動に対し敬意を表した。その後、遊技業界の健全化について依存問題を挙げ、依存問題対策ガイドライン及び同運用マニュアルを活用し、取組みを形骸化させることなく真に実効性のあるものにしてほしいと述べた。

 さらに、先般、山口県で発生した乳児の車内放置事故の話を挙げ「業界団体による懸命な取組みがなされているにも関わらず、いたましい事件が発生した。貴組合では既に子ども車内放置撲滅キャンペーンとの連動や対策マニュアルに沿った取組みを行っていることは承知しているが、今後も繰り返しの広報啓発活動、駐車場見回りを徹底していただき、児童が同乗する車両の駐車場入場を断るなど自主的な取組みを合わせてお願いする」と強く要請した。

 その後挨拶した平川容志理事長は、「先ほど池田部長様から頂いた指導に対して、組合員一丸となって取組み必ずや期待に添えるよう努力していく」と述べたうえで、「子どもの車内放置事故はパチンコパチスロ営業者が決して発生させてはならない事故であると認識している。そのため組合員の皆様には『子どもを連れての入場のお断り表示の徹底』、『店舗責任者への啓蒙と意識付け』、『定期的な駐車場の巡回及びアナウンス』の徹底を今一度お願いする」と述べた。

 その他総会では、大阪府遊技業善意の箱事業会における事業功労者に対し、大阪府知事及び大阪市長の感謝状贈呈式、組合員表彰式が行われた。また、任期満了に伴う役員改選では、平川容志理事長が再任され、「当組合の設立趣旨である『総親和』の精神に基づき、真に健全な大衆娯楽の原点として孫子の代まで継続し、かつ発展させるべくより一層の努力を重ねることを誓う」と就任挨拶で表明した。

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