八王子3組合、障害者らをボウリングに招待

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23回目を迎えた八王子3組合によるボウリング大会。

 東京・八王子市の八王子遊技場組合、高尾遊技場組合、南大沢遊技場組合の3遊技場組合は11月21日、市内の福祉作業所に通う障害者や職員等をSAP日野ボウルに招待し、「第23回ふれ愛ボウリング大会」を開催した。

 ボウリング大会には、社会福祉法人「八王子いちょうの会」が運営する福祉作業所の5施設から、利用者や職員ら約150名が参加し、作業所ごとのグループに分かれて、楽しいひと時を過ごした。

 また、大会後には、「ふれ愛チャリティ贈呈式」が行われ、3組合が八王子いちょうの会に寄付金を贈呈した。

 3組合を代表して八王子組合の宮本勲組合長が、「今年も楽しくボウリングをしている皆さんの姿をみられてうれしく思う。引き続き、地域社会のために頑張っていきたい」と挨拶。

 いちょうの会の崎田京子理事長は、「今日は重度の方から軽度の方までいろいろな方が参加させてもらった。重度の方が補助台を使ってボールを投げ、スペアを取ることができ、すごく喜んでいたのが印象的だった。日頃はそういったお顔を拝見することがなく、すごく感動した。こうした機会を作っていただき、大変感謝します」と謝辞を述べた。

 また、3組合は11月25日、地域貢献活動の一環として、社会福祉法人「八王子市社会福祉協議会」に寄付金100万円を寄贈した。

 同協議会への寄付は今回で6回目。寄付の一部は同協議会を通して、八王子市を拠点に経済的困窮にある子どもたちに無料で学習の機会を提供している「八王子つばめ塾」と「無料塾オリーブ八王子」の2団体に助成された。

 同協議会の名誉会長を務める石森孝志八王子市長は、「寄付の半分は基金に積み立て、半分を助成に活用させていただいている。今回は家庭の事情で塾に通えない子ども達を支援する2つの団体に助成をさせていただいた。貧困という大きな社会問題に我々も施策を行っているが、きめ細かな支援は民間の方々にお願いするところがある。3組合の方々には、引き続き八王子の地域福祉の充実にご貢献いただきたい」と謝意を表した。

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