大野春光理事長を再任、5期目に突入~岐阜県遊協

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総会冒頭に民進党・高井議員の国会答弁の様子を流し、組合員に業界のおかれている状況を再認識させた。

 岐阜県遊技業協同組合は5月26日、岐阜グランドホテルで「第55回通常総会」を開催した。

 総会では理事長挨拶に先立ち、去る4月27日に行われた民進党・高井議員の質問に対する国会答弁の映像を鑑賞。その後、挨拶に立った大野春光理事長は「国家公安委員長が国会の場で『違法な機械が蔓延している状態』という言葉を使いました。我々は今一度ねじりはちまきで1日も早く撤去を終えて3次リストの発表を待つべき」と、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機が違法な機械であることを組合員に再認識させた。

 そのうえで大野理事長は「今後出てくる低射幸性遊技機をどうお客さんに楽しんでもらえるか、より多くのファンを取り戻すことができるかということに努力していかないとこの業界の将来がなくなってしまう。みなさんの力と知恵を結集して、安心で安全な機械に多くのファンが集まるような環境づくりをしていきましょう」と一致団結して努力していくことを確認した。

 行政からは岐阜県警察本部生活安全部・安田憲次部長が祝辞。その後、同生活安全総務課・稲田剛司課長補佐が「健全営業について」と題し講話を行い、ホールでの閉店後の強盗や車上狙い、置引きへのより一層の警戒を呼びかけたほか、射幸性の抑制に向けた取り組み、のめり込み防止対策への取り組み強化を要請。最後に「法律に抵触することなく健全な営業に努めてもらいたい」と述べた。

 議案審議では全ての議案を可決承認。また、任期満了に伴う役員改選では、大野春光理事長が再任を果たし、5期目へ突入した。

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