日工組、遊技機開発の方向について近日中に声明

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 日工組が今後の遊技機開発の方向性及び、回収すべき遊技機についてそのスケジュールを社会に向けて示すことができるように、準備を進めていることがわかった。11月17日に都内で開催された、余暇産業環境整備推進協議会(余暇進)の秋季セミナーに講師として登壇した、渡辺圭市技術担当理事が明らかにした。

 当日渡辺理事は、「高射幸性遊技機リスト」「部品交換」「遊技くぎ」の3点を中心に話した。現行設置機種の調査については健全化推進機構の調査結果を受け、日工組でも調査を行った結果、「検定取得時と異なった状態で出荷されてしまった遊技機の存在を確認した」という話がすでに伝わっている。

 当日はこの他、警察庁生活安全局保安課の大門雅弘課長補佐が講話を述べた他、東京都遊技業協同組合の鈴木洋一事務局次長が、同組合が現在取り組んでいる、時代にあった適正な賞品提供のあり方について講演。

 また、冒頭では余暇進の笠井聰夫会長が、

「娯楽産業での肝要な点は、何といっても信用・信頼が大事である。長く住んできた住まいは快適だが、折々に点検や手入れをしなければ保てない。その際には不自由するが、再び快適に過ごすためには必要なものだ。いま、業界で取り組んでいること、これから始めようとすることは、これに類するものだと考えている。業界を挙げての取り組みは、必ずファンの理解、社会的認知の向上、業界の再生発展に繋がるものだと確信している」

 などと挨拶した。

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