メーカー、組合関係者招き射幸性を議論2015年8月24日(月)

射幸性について活発な議論が交わされた。

 一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会は8月21日、都内で臨時社員総会及び公開経営勉強会を開催した。

 公開勉強会では「今、射幸性について考える」をテーマに、日工組・渡辺圭市技術担当理事、ユニバーサルエンターテインメント・長谷川崇彦マーケット戦略室室長、フリーライターのPOKKA吉田氏、PCSA法律分野アドバイザーの三堀清弁護士、PSCA・大石明徳副代表理事の5氏を招きパネルディスカッションを実施。コーディネーター(司会)はPCSA調査研究・経営分野アドバイザーでエンタテインメントビジネス総合研究所代表取締役の藤田宏氏が務めた。

 この中で射幸性については、長谷川氏や大石氏を中心に選択肢が少ないことを問題視する意見が目立ち、特に初当たりまでに時間、金額を要することが初心者への障壁になっているとの声が聞かれた。また三堀氏は「法律的には射幸性=機械の出玉性能」だと指摘した。

 遊技くぎの問題など現状抱えている問題に対しては渡辺氏が「これまでファジーだったものが、あまりにひどい状況となり招いた」と触れるとともに、

「問題は大きく2つ。『いまホールにある機械をどうするか』と『今後販売する機械をどうするか』。後者については今後販売する機械で徐々に安心して使えるものを出していきたい」と方針を伝えた。

 また、POKKA吉田氏は、「現状維持が許されるのは右肩上がりに成長しているときだけ。いまは変わるために議論を活性化させなければならない」と述べるとともに、現状の問題点として、「ホールは遊技機購入時に、すべての情報を開示するようメーカーに求めるべき」と強く主張した。

 なお、公開勉強会に先立って開かれた臨時社員総会では、冒頭で金本朝樹代表理事が挨拶。今国会でのIR推進法案審議が断念されたとの一般報道を受け、

「非常に残念。IR法案の審議を通じて、業界の抱える課題が世の中に明らかになる。法整備をして3店方式をきっちりできる制度を実現する。そのことによって社会から業界が信頼を得、株式上場を目指す節目になると思っている。早く国会でIR法案が審議されることを望むとともに、私たちは早く動き、解決策を出さなければならない。できれば私の任期中に解決したいと思っている」

 と、従来通り3店方式の制度化を足掛かりに株式上場への道を探りたいとの姿勢を強調した。

 総会ではこの他、賛助会員としてハイライツ・エンタテインメント(株)(町田和昭代表取締役)の新規入会を承認。また、同協会で代表を通算6期務めた谷口晶貴氏のチェーンストア経営分野アドバイザー就任を報告した。恒例となったPCSA MEDIA AWARD 2015の表彰式では、アミューズメントプレスジャパンを表彰した。

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