福島県遊連通常総会、禹理事長が二期目へ

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禹理事長(写真中央)から県防連、県防追センターに合わせて300万円の寄付金が贈られた。

 福島県遊技業協同組合連合会は6月4日、郡山市のホテルハマツで第48回通常総会を開催した。

 議案審議では上程された全議案を可決・承認。役員改選では、禹日生理事長を再任したほか、野田浩副理事長の退任に伴い、諸田英模氏が新たに副理事長に就任した。

 冒頭挨拶で昨年を消費増税対策に追われた1年と振り返った禹理事長は、「県遊連としてはいち早く危機感を持ち、2月中旬に『市場価格に基づく一物一価での等価交換』の申し合わせを行った」と報告するとともに、来年10月のさらなる増税を見据え、なお一層の協力を訴えた。

 総会後の経営者研修会では、福島県警察本部生活安全企画課の橋本宗男課長が挨拶。橋本課長は「業界全体で健全営業に対する取り組みを進める一方で、依然として遊技機の不正改造、賞品買取り等が後を絶たないのも事実。誠実かつ着実に一つ一つ解決をしてもらいたい」と要請したほか、店舗内の巡回強化や店内放送による注意喚起といった置引被害の防止対策、店内への啓発ポスター掲示など、なりすまし詐欺の被害防止対策への協力を求めた。

 一方、「健全営業について」と題して講話を行った福島県警察本部生活安全企画課の高橋正樹生活安全指導補佐は「健全営業はパチンコ店経営の基本中の基本」と述べた上で、適切な賞品提供の徹底、店舗内での拾得物の取り扱い等に対し、従業員への指導、教育の徹底を呼び掛けた。

 また、当日は寄付金の贈呈式も行われ、福島県防犯協会連合会に200万円、福島県暴力追放運動推進センターに100万円が贈られた。

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