リサイクル協会のシステム参加が24都県方面に

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 一般社団法人遊技機リサイクル協会では2月17日、都内ホテルで第5回定時社員総会を開催、役員改選を含む全議案を原案通り可決・承認した。

 平成23年度(平成23年1月〜12月)中に協会システムに新規参加したのは釧路方面遊協と函館方面遊協の2組合となり、これでシステム参加組合は24都県方面遊協となった。

 参加メーカーは新規参加がなく、パチンコ24社、パチスロ5社のまま推移。指定リサイクル業者は新規指定2社、指定解除1社となり計15社となった。

 年度内に協会システムによって回収・リサイクルされたパチンコ機(本体・盤・枠)は前年比12.8%減の45万471台、パチスロ機は同比75%増の10万3251台となった。パチンコ機の回収台数が減少した背景について岩下孝行専務理事は「大手メーカーのSANKYOが台の下取りを実施した影響もあるのでは」と推察した。

 任期満了に伴う役員改選では理事全員を再任し、小田精一理事長(東京都遊協副理事長)を再選した。小田理事長は2期目の抱負として、4号機時代のパチスロ機が不正に使用される闇スロ問題に触れ、「今年の全日遊連の新年会において、警察庁保安課長が闇スロの問題に言及していた。業界が機歴管理をきちんとしなければいけない」と、廃棄台が不正に使用できないシステム構築へ意欲を示した。

 平成24年度の事業計画では、パーツリサイクルの促進、地球温暖化防止対策への協力、障害者自立支援・高齢者雇用の促進、の3点を柱に、システム未参加の府県遊協やメーカー等へ協力を促すこととした。

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