神福協が県内福祉団体に福祉車両贈呈

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受贈した10団体と伊坂会長(前列右から3人目)。

 神奈川福祉事業協会は4月26日、横浜市内のホテルで県内の福祉施設10団体に対し、計10台の福祉車両の贈呈式を行った。

 伊坂重憲会長(神奈川県遊技場協同組合理事長)は贈呈式の席上「福祉事業協会は社会貢献を行う団体として設立され35年目を迎えた。遊技業界はかつてない厳しい情勢を迎えているが、こうした時代であるからこそ社会貢献の灯火を決して消すことはせず、単なる寄付団体ではなくハートのある活動をしていきたい」と挨拶。

 来賓挨拶では、社会福祉法人神奈川共同募金会の並木裕之会長が「30年以上に渡り一度も途切れることなく福祉事業を継続されている。共同募金会への助成総額も2億8,900万円に達しており、これからも福祉に対するご理解、ご支援を賜りたい」と祝辞を述べた。

また受贈団体を代表し社会法人幸会の草薙喜義理事長から「医療機関への送迎など福祉車両は大切な存在。県内の過半数の福祉法人が赤字経営という厳しい中、福祉車両を寄贈頂き、この上ない喜びです」と謝辞を述べ、社会福祉保人真生会の島田恭子理事長から伊坂会長に感謝状を贈呈した。

 神奈川福祉事業協会は神奈川県遊協が昭和60年に設立し、福祉寄付事業と福祉事業の2本柱による活動を展開。福祉車両の贈呈は、今回の贈呈で累計283台、助成総額は8億4,300万円を超えている。

  • 贈呈した福祉車両と福祉団体関係者と記念撮影に応じる伊坂会長。

    贈呈した福祉車両と福祉団体関係者と記念撮影に応じる伊坂会長。

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