来年は「店の仕掛け」が問われる1年

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 ピーマップスは12月18日、都内で第132回機械研究会を開催した。

 恒例となった「元気30000発プロジェクト!」とのコラボセミナー。当日は矢野経済研究所・石野晃氏、船井総合研究所・岡田龍也氏の両氏が講師として参加した。

 この中で石野氏は「大きな市場変化を迎える来年に備えて」と題し、射幸性抑制に向けた取組みが推進される中で起こり得る市場の変化を分析。特にパチンコに関しては「(規制に関係なく稼動状況からも)MAXが急激に減っていく」と指摘するとともに、年明け新機種で登場機種数の多い甘デジについて、細かいスペックの解説を行った。

 また、岡田氏はパチンコ産業を「1月から8月までの業績が1年を左右するスタートダッシュ型の産業」と位置付けた上で、「状況が不透明な来年は、更に1~4月が大切だ」と強調。遊技機による大きな仕掛けはしづらいが、「だからこそやるべきことはたくさんあるし、中小店にもチャンスがある。まずは客数なり、稼動なり、業績を上げるための重要な指標を1つ定め、その数字を向上させることだ」と話した。

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