遊技機関連企業の第3四半期決算出揃う

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 遊技機メーカー及び遊技機部門を持つ上場企業の、2015年3月期第3四半期決算が出揃った。

 平和、藤商事、ユニバーサルエンターテインメントが前年同期比で増収増益となったが、SANKYO、セガサミー、フィールズは減収減益。この他、遊技機事業を関連部門、グループ会社に持つオーイズミ、コナミ、カプコンの各社は増益だった。

 パチスロ部門においては、型式試験方法の変更に伴い各社が販売スケジュールを見直したことが当期決算に影響を及ぼした。また、パチンコ部門では一部の機種に需要が集中する傾向が指摘されている。

 なお、各社の決算は以下の通り。(単位は百万円、カッコ内は前年同期比%、掲載は順不同)

●SANKYO
売上高113,510(-15.0)営業利益10,910(-61.7)経常利益11,511(-61.5)四半期純利益6,996(-69.5)
●オーイズミ
売上高12,973(48.1)営業利益2,003(128.0)経常利益2,018(119.0)四半期純利益1,262(109.9)
●カプコン(グループ会社にエンターライズ)
売上高47,830(-36.4)営業利益9,727(14.1)経常利益10,114(9.3)四半期純利益6,540(9.8)
※アミューズメント機器部門 売上高7,002(-24.0)営業利益2,789(13.9)
●コナミ(グループ会社にKPE)
売上高155,889(-0.0)営業利益9,734(31.7)経常利益11,716(27.7)四半期純利益6,909(36.7)
※遊技機事業 売上高・営業収入(セグメント間含む)10,055(99.6)
●セガサミー
売上高267,512(-12.0)営業利益16,264(-65.1)経常利益16,221(-67.0)四半期純利益-24(--)
※グループ再編に伴う特別損失を通期で150億円程度見込む
●フィールズ
売上高29,317(-45.9)営業利益-6,599(--)経常利益-5,633(--)四半期純利益-3,215(--)
※CRヱヴァンゲリヲン9は第4四半期に計上
●ユニバーサルエンターテインメント
売上高47,028(17.3)営業利益7,815(36.7)経常利益8,622(46.7)四半期純利益1,844(42.1)
●藤商事
売上高48,508(38.5)営業利益8,324(59.4)経常利益8,399(59.0)四半期純利益5,294(54.8)
●平和
売上高150,871(15.7)営業利益36,085(24.3)経常利益35,367(24.6)四半期純利益21,257(34.7)

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