社会貢献大賞に「パチンコ大衆文化・福祉応援賞」

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 全日本社会貢献団体機構(遠山敦子会長、平山郁夫名誉会長)は7月20日、都内・恵比寿のウエスティンホテル東京で平成19年度通常総会、社会貢献大賞授賞式、助成事業の贈呈式を開催した。

 全日本社会貢献団体機構は、各地で行われている遊技業界の貢献活動の実態を広く一般社会に知ってもらうことを目的として、一昨年12月に全日遊連の第三者機関として設立。会長に元文部科学大臣の遠山敦子氏、名誉会長にユネスコ親善大使の平山郁夫氏など、役員には各界有識者が名を連ねている。

 総会では上程されたすべての議案を原案どおり可決・承認。挨拶に立った遠山会長は、「業界内では多くの社会貢献活動が行われているが、その活動が20年以上にわたり、寄付総額が1億円を超える団体もある。こうした活動は継続することに意味があるため、ぜひ今後も行ってほしい」と述べた。

 続いて社会貢献大賞の表彰式が行われ、全日遊連傘下組合から申請があった計50件の活動のなかから大賞を含む全9賞を表彰。栄えある大賞には、愛知県遊技業協同組合が1976年から実施している「パチンコ大衆文化・福祉応援賞」が選ばれた。愛知県下での大衆文化・福祉活動に関わる活動で地域社会に貢献した個人・団体を表彰し、活動資金を贈呈する活動として、その地域密着性と独自性、さらに継続性が高く評価された。

 また今年度の助成事業として計21団体に総額6500万円を助成することが過日開かれた理事会で決定しており、同日は山田茂則理事長から各団体代表者に目録が贈呈された。今回は「学術・文化の振興に関する助成」として9団体に1700万円、「命を大切にする研究や活動事業への助成」として3団体に1300万円、「子どもの健全育成支援事業への助成」として8団体に1500万円、「特別助成」としてぱちんこ依存問題に関する相談および回復支援事業をおこなうリカバリーサポート・ネットワークに2000万円がそれぞれ贈呈された。

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