NEXUSグループがフェンシングチーム創設

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星野社長(中央左)と選手、コーチ陣。

 群馬県を中心にパーラー《D’STATION》を展開するNEXUSグループ(星野敏社長)はこのたび、「NEXUSフェンシングチーム」を創設、北京オリンピック日本代表として出場した千田健太選手と小川聡選手、西田祥吾選手、日本フェンシング界で活躍する佐藤孝宏選手と工藤伸也選手の5選手をチームに迎え入れた。専属コーチ2名も所属する。

 4月16日に都内北区のナショナルトレーニングセンターで開かれたチーム創設の発表会見の冒頭、社団法人日本フェンシング協会の山本耕司名誉副会長は、「今回のチーム創設は、ロンドンオリンピックに向けて練習に励む選手達にとってモチベーションを向上させるうれしいこと。かつて全日本選手権大会で優勝を果たし、当協会の副会長にも就任している星野氏の迅速な対応に感謝したい」と挨拶。

 続いて、NEXUSグループの星野社長は、「私にとってフェンシングは、これまでの私の人格形成や企業精神の構築に関して大きく役立ったもの。その日本フェンシング界が、昨年開催の北京オリンピックで銀メダルを獲得し、始まって以来の注目を浴びている。今回は、この流れを『止めてはいけない』、『何とかしたい』という思いから選手5名を迎える運びとなった」と経緯について説明。さらに今後の目標として「当面は全日本選手権での優勝、世界選手権やオリンピックでのメダル獲得を目指す。将来的には、日本でもヨーロッパにあるようなクラブチーム作りも計画しており、このチームをあしがかりに日本フェンシング界の活性化を促したい」と述べた。

 なお、同チームは5月6日、千葉県浦安市の「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」で開催される「日本vsフランス エキシビジョンマッチ」への出場を予定している。

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